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海猫たちの小夜曲
第3章 終わりなき凌辱 ~海色のグラスと小麦色の少女②~
 叔父は備え付けのローションを手に取ると、お湯で濡れそぼった体操服の胸の上に垂らしてきた。あたしがローションの冷たさに声をあげる間もなく、叔父は体操服の上から、あたしの体に刷り込むようにしてローションを押し広げていく。

 やがてローションのぬめりが体中にいきわたり、体操服とショーツ越しにあたしの体がぴっちりと浮き上がる。
「ふふ、現役女子高生ソープ嬢のできあがりだ。」
 叔父は満足げにそういうと、さらにローションをあたしの股間へと塗りたくってきた。
 何だって、あたしがソープ嬢呼ばわりされないといけないのか、と悲しくなったが、つまるところ、叔父にしろ、秀隆にしろ、あたしのことは情欲の対象としか見ていないのだ。
 あたしは改めて、この家を出ることを願ったが、それを直接、口に出せば、叔父はどんな恐ろしいことをしてくるかわからない。
 今のあたしにできるのは、ただ、叔父の下劣な趣向に黙って従うことだけだった。

「それじゃ、まず、望海の体で、わたしの体を洗ってもらうとしようか。」
 叔父はそう言ったが、あたしには、その意味がよくわからなかった。
 とりあえず、体を洗えばいいのか、と思ってボディソープを手に付けたが、叔父はそうじゃない、と怒り出した。
「あの……どうすればいいんですか?」
「そんなこともわからないのか。お前の体をわたしに擦り付けて、わたしにお前の体を楽しませろ。全く、なんのためにローションを塗ってやったと思ってるんだ。ほら、早くわたしの上に来なさい。」

 叔父の命令に、あたしは仕方なく叔父と肌を合わせた。
 そのまま、あたしは自分の体を叔父の体に密着させ、叔父に命じられるままに、体を上下に往復させる。
 ヌプヌプとローションが淫靡な音を立てて潤滑し、叔父の体の上で、あたしの体を滑らせていく。

「うおほっ、これはたまらん。よし、今度は後ろを向いて同じようにやるんだ。」
 また、叔父に言われるまま、あたしは叔父にお尻を向けて跨り、体を滑らせる。
 叔父の野太い手が、ローションの滑りにまかせてあたしの太ももやお尻を這いずり回り、あたしは不快さに耐えながら、叔父の上で、自分の体を滑らせ続けた。

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