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海猫たちの小夜曲
第3章 終わりなき凌辱 ~海色のグラスと小麦色の少女②~
そして、目を閉じたあたしの脳裏に、また先生の顔が浮かんできた。
「……ああっ……ごめんなさい……ごめんなさい……ああっ……せっ……先生……」
あたしは思わず、想像の中の先生に詫びていた。
それはささやくような声でのことだったが、叔父はそれを聞き逃さなかった。
「先生だと? また、それか。お前が言ってる先生ってのはどいつなんだ。担任の若僧か? さては……水泳部の顧問をやってる体育の教師だな。そうだろう?」
叔父は、あたしの乳房を揉み上げながらネチネチと問い詰めてくる。
違う。あたしが先生と呼び、好きだと思っている人は学校なんかにはいない。
だけど、それは決して口に出せないことだった。
「……お前はまだ自分の立場をわかっていないようだな。お前はこれからも、ずっとわたしを悦ばせることだけを考えていればいいんだ。」
叔父は背後からあたしの体を抱いて、冷徹な声で言い放つ。
この叔父はこれからもずっと、あたしの体を貪り、弄ぶつもりなのか。
あたしの心に、これ以上ないほどの絶望感が広がっていく。
「……嫌あっ!……もう……嫌あああっ!」
あたしは叔父から離れると、バスルームの隅にうずくまった。
目からは涙が零れ、口からは感情のままに、拒絶の言葉が溢れ出る。
「……ああっ……ごめんなさい……ごめんなさい……ああっ……せっ……先生……」
あたしは思わず、想像の中の先生に詫びていた。
それはささやくような声でのことだったが、叔父はそれを聞き逃さなかった。
「先生だと? また、それか。お前が言ってる先生ってのはどいつなんだ。担任の若僧か? さては……水泳部の顧問をやってる体育の教師だな。そうだろう?」
叔父は、あたしの乳房を揉み上げながらネチネチと問い詰めてくる。
違う。あたしが先生と呼び、好きだと思っている人は学校なんかにはいない。
だけど、それは決して口に出せないことだった。
「……お前はまだ自分の立場をわかっていないようだな。お前はこれからも、ずっとわたしを悦ばせることだけを考えていればいいんだ。」
叔父は背後からあたしの体を抱いて、冷徹な声で言い放つ。
この叔父はこれからもずっと、あたしの体を貪り、弄ぶつもりなのか。
あたしの心に、これ以上ないほどの絶望感が広がっていく。
「……嫌あっ!……もう……嫌あああっ!」
あたしは叔父から離れると、バスルームの隅にうずくまった。
目からは涙が零れ、口からは感情のままに、拒絶の言葉が溢れ出る。