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淫戯日記・恵子 ~続けてもいいですか~
第7章 再会
 顔を離し、目の奥を覗き込んでくる宥倫。恵子は黙って微笑み、大きくゆっくりと頷いた。
「いっちゃったの?」
 今度は左右に小さく細かく首を振る。宥倫が、
「そっか、じゃあ、つづき、してあげる」
 驚いて宥倫の表情を探るように見た。ここで?…する?…直感に従えば、そういう意味以外には頭が働かない。
 壁のフックにハンドバッグを引っ掛け、宥倫はそっと恵子の正面に立つ。そよ風のように近づいてきて両腕の外側から手を背中に回すと、ぎゅっとハグされた。抱きしめられると体の芯がとろけそうな気がした。恵子も宥倫の脇の下から腰に手を回し抱きしめ返す。
 宥倫は恵子の肩を左右の手で支えた。見つめ合う。ちょうどいい距離間を保ちながら、上目遣いに見上げる恵子のやや上向きになった唇に自分のピンクの唇を重ねた。
 長い口づけ。やがて、どちらからともなく互いを吸い尽くすように絡み合う舌と舌。
 ちゅぱ、ちゅっ。
 ディープキスを続けながら恵子の左肩に置いていた右手を次第に恵子の胸へと這わせる宥倫。左の乳房の脇から下へ、みぞおちへ、右の乳房へ、その頂点へ。手のひら全体で右の乳房を包んだと思ったら、そのまま止まらずに胸元へ。
 ワンピースは谷間が覗けるほど開いている。素肌に直接、宥倫の柔らかくしなやかな指の感触が伝わる。その手は恵子の左の乳房へ、素肌の上を滑りながら、ワンピースの胸元の中へ薬指の先からしなやかに入ってくる。乳房の上で四本の指が着衣の中に潜り込むと、いよいよその指は胸の盛り上がりの一番高いところへ向かって滑り始める。四本の指の第二関節の腹が、恵子の左の乳首を順番に弾く。通り過ぎると、四本の指は反対向きに、また乳首を弾く。
 すぐに恵子の乳首は固く、くっきりとしてくる。
 三度目の波がやってくる。乳首の感度が増している。小指から順に乳首の上を通過する。薬指、中指、人差し指、それから、そこまで行くと人差し指を立てて乳輪の周りをくるくる時計回りに掻き回す宥倫。その輪の径がだんだん小さくなって、ついに指先は恵子の乳首をくるくると捏ね回す。
 ん、ん。んまぁ。んぁあん。
 奪われたままの唇の内側から恵子の声が漏れる。
 宥倫は、今度はその自分の手を恵子の左の太ももの外側にあてがう。生地が薄いシフォンのワンピースだけを隔てた掌の感触は、まるで直接触られているようだ。
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