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淫戯日記・恵子 ~続けてもいいですか~
第7章 再会

クリトリスへのクンニで絶頂に達した恵子は、そのまま駅の女子トイレの個室の中で、背中から壁にもたれ掛かって崩れ落ちた。ひくひくと下腹部が動く。恵子は余韻の中にいた。
「ふぅー、」
と息をはき
「んぐっ。ふぅー」
と唾を飲みこみ、息を継いでは荒い息を整える。
胸を上下させて息をする。
引っかかったままだった左足を宥倫に便座から降ろしてもらうと、ようやく身体のバランスが取れた。宥倫が左手で腰を抱く。右手も添えてまっすぐ持ちあげ、恵子を立たせた。まだしゃがみこんでいたい気分だったが壁にぴったりくっついて体を預け、膝だけをとりあえずもまっすぐに伸ばす。背後は壁。退路のない恵子の身体。宥倫はそんな恵子にぐっと寄る。接近してくる。個室の中で密着する。脚と脚、腰と腰。すぐそばに宥倫の顔がある。持ち上げた掌を左右ともに指まで絡める。宥倫の手に奪われた恵子の手は、肩の高さまで持ち上げられて、後ろの壁に押しあてられる。壁に張り付けにされたような恰好になった。そこへ宥倫の唇が降りてくる。その唇、その舌を絡めとるように受け容れた。
熱く深いディープなキス。
くちゅ、ぴちゅ。
音を立ててお互いを吸い合った。いつまでもこうしていたい。
その時に不意に宥倫が唇から離れた。そして小さく囁く。
「もう時間だよ。」
イカせてもらったお返しも出来ないまま、時計をみると十分近く過ぎていた。
「一緒に出る?」
可笑しなことを聞いたというような笑みになって、宥倫が
「だって、一緒に入ったし・・・」
着衣を直し、足音に聞き耳を立てた。近くでカタン、コンというロックを外す音。人が前を通り過ぎる。宥倫と目を合わせ、せーの、でロックを開けた。
前を歩く大胆に背中の開いた白いシャツの後ろをついて出ると、そのままトイレの中の通路を駆け抜け、並んで待つ人の脇を擦り抜けてコンコースへ駆け出た。高校生に戻って悪戯した後のようで、恵子はなんだか浮き浮きした気分だった。
宥倫が左、恵子が右、並んで歩く。恵子の目の前に宥倫が手を出した。右手の中指と親指でキツネのポーズを作って見せる宥倫。
「手も洗わなかったね。」
という恵子の前で、指に残った愛液を伸ばして見せるふりをする宥倫。照れ隠しに笑いながら、その手を両手で包んで隠す恵子。
「○○分に、乗るの?」
と先ほどの電車内で男から教わった電車の時間を口に出してみた。
「ふぅー、」
と息をはき
「んぐっ。ふぅー」
と唾を飲みこみ、息を継いでは荒い息を整える。
胸を上下させて息をする。
引っかかったままだった左足を宥倫に便座から降ろしてもらうと、ようやく身体のバランスが取れた。宥倫が左手で腰を抱く。右手も添えてまっすぐ持ちあげ、恵子を立たせた。まだしゃがみこんでいたい気分だったが壁にぴったりくっついて体を預け、膝だけをとりあえずもまっすぐに伸ばす。背後は壁。退路のない恵子の身体。宥倫はそんな恵子にぐっと寄る。接近してくる。個室の中で密着する。脚と脚、腰と腰。すぐそばに宥倫の顔がある。持ち上げた掌を左右ともに指まで絡める。宥倫の手に奪われた恵子の手は、肩の高さまで持ち上げられて、後ろの壁に押しあてられる。壁に張り付けにされたような恰好になった。そこへ宥倫の唇が降りてくる。その唇、その舌を絡めとるように受け容れた。
熱く深いディープなキス。
くちゅ、ぴちゅ。
音を立ててお互いを吸い合った。いつまでもこうしていたい。
その時に不意に宥倫が唇から離れた。そして小さく囁く。
「もう時間だよ。」
イカせてもらったお返しも出来ないまま、時計をみると十分近く過ぎていた。
「一緒に出る?」
可笑しなことを聞いたというような笑みになって、宥倫が
「だって、一緒に入ったし・・・」
着衣を直し、足音に聞き耳を立てた。近くでカタン、コンというロックを外す音。人が前を通り過ぎる。宥倫と目を合わせ、せーの、でロックを開けた。
前を歩く大胆に背中の開いた白いシャツの後ろをついて出ると、そのままトイレの中の通路を駆け抜け、並んで待つ人の脇を擦り抜けてコンコースへ駆け出た。高校生に戻って悪戯した後のようで、恵子はなんだか浮き浮きした気分だった。
宥倫が左、恵子が右、並んで歩く。恵子の目の前に宥倫が手を出した。右手の中指と親指でキツネのポーズを作って見せる宥倫。
「手も洗わなかったね。」
という恵子の前で、指に残った愛液を伸ばして見せるふりをする宥倫。照れ隠しに笑いながら、その手を両手で包んで隠す恵子。
「○○分に、乗るの?」
と先ほどの電車内で男から教わった電車の時間を口に出してみた。

