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淫戯日記・恵子 ~続けてもいいですか~
第8章 独白
 薄目を開けて向かい合わせの彼女を見た。瞼をそっと閉じていたようだったが、こちらに気付いたらしく目が合った。口元が緩む。私も微笑み返した。そしてすぐまた、次の快感が襲ってきた。ビクンと身体が反応し、彼女からも私からも刹那、笑みが消えた。

 男が上着を持つ手を持ちかえた。相変わらず乳房を掴み指先だけで乳首を弄ぶ。右手に持っていた上着を左腕一本に乗せ、それでも相変わらず左手は私の乳房の上だ。乳首を摘まみ上げては乳房を愛撫する。だがたった今自由になった逆側の手・・・右腕は、お尻の方へと降りてきた。温かい手の感触が右のお尻の下にある。ぴったりくっついて動かない。
 男の右手指先に力がこもると、私のお尻を持ち上げるように掴んだ。ギョッとして身体を固くしていると、その手を離し、そしてまた同じように掴んだ。いくよ、の合図だったのか。手が動き始める。滑る掌は向きを変え、脚の付け根の辺りをお尻から外回りで前へ前へと進んでくる。ワンピースのすべすべする生地の上で、ねっとりと熱を持つ手の平が這ってくる。太ももの付け根へ。内ももの付け根へ。シフォンの柔らかな布はあまりに薄すぎる。布越しに股間へと手が伸びる。そして恥丘へ。まるで直に触られているようにはっきりと掌の肉感が分かる。それは男にとっても同じはずだ。手に感じられる私のあの部分は、まるで直に触っているような感触なのだろうと想像した。
 ぞくぞくするような感覚。自分の右手にも力がこもる。
 その下の手が恥丘の上まで来たところで、乳首を弄っていた逆の手の指の動きがまた少し激しくなった。
「うぅ、んっ」
 不意を突かれ、身体を捩った。
 恥丘を摩っている指が、だんだんと核心にむけて近づいてくる。静かに触れるか触れないかというソフトな感触でマッサージを始める。時折伸びてくる指先がもう割れ目に届きそうで、腰がひとりでに動いてしまう。
 しかも、すでにさっきのトイレの中でアソコの中は滴るほどに濡れているはずだ。
彼女の右手を握る手から強く握り返された。彼女の方でも何かが進行中らしい。
 胸と下の両方を弄ばれて頭が働かない。癖になりそうな体験。さっきのトイレを出てからも、ずっと身体は熱いままだった。
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