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淫戯日記・恵子 ~続けてもいいですか~
第3章 深夜の公園
 勢いに圧倒され、右足を半歩下がるのが精一杯だった。その刹那、
ぶぶぶぶ、ぶぅーーーーぼぉーーーーー、ぶぶぶぶ、ぶぅーーーー・・・
 また新しいパターンに切り替わった。今度のは徐々に振動が収まった後、急に強い刺激がくる。身体を右に捻って、後ろにのけ反った。その右の肩甲骨に何かが触れた。いつの間にか背中に回していた男の手だった。
「自分から、抱かれようとしたでしょ。ね?」
「ちがうよ」
「さわっていい」
「なにを? 違っ、なんでよ。だめ」
「もう背中触ったからさ、おっぱい触らせて」
言ったかと思った次の瞬間、右のわきの下から手首を差し込むと、恵子の右乳房は男の手のひら全体で包み込まれた。もみしだく。一回、二回。三回。
 男は背後から腕を回して抱き寄せる。恵子は右手で男の手首をさぐる。人差し指に通したキーがちゃりん、と音を立てた。男の手首に手をあてがいつつも、その手を引き剥がすには至らない。強く抱き寄せられるその腕に徐々に身体を預けてしまう。
 この人、案外タッチが柔らかい。上手いのかも。そんな相応しくない考えが頭をもたげた。
 恵子の乳房を弄んでいた男の手は、突如人差し指だけ別の生き物になったように乳首の上でくるくる回り始め、目標を定めたとみるや親指も使って右乳首をつまみ上げる。
「ん、ふっ、ん。んあっ。」
 最近では感じたことのない快感が近づいていた。男の右手は恵子の右乳房を愛撫し続ける。左腕は恵子の左腕の自由を奪いながら胸元に伸び、そこへ達するとそのままセーターをずらした。露わになる乳首。そこへ構わず口での愛撫を始める。
 ちゅ、ぶ、ちゅ。じゅる。
 全身から抵抗する力が抜けていく。目を閉じると、ここがどこなのか、もうよく分からなくなっていた。
 ぶーーぼぉーーーぶーーぼぉーーーぶーーぼぉーー・・・
 バイブのテンポが一段と速まった。それに合わせて腰が動いてしまう。
「ふぅはぁふぅはぁっ、ん、はぁっふぅはぁっ。んあっ。」
 ぶーーぼぉーーーぶーーぼぉーーーぶーーぼぉーー・・・
 息が荒くなり、自分が自分でなくなる。
 恵子がどうにか左腕を持ち上げてみると、その手が男の肘に届いた。力なく引き剥がそうともがく。と、肘はするりと恵子の手から抜けていなくなる。空を切った左手を男の左手が握った。指を絡める。
 ちゅっ、ちゅっ、ちゅっ。れろれろれろ。舌先で乳首を転がす。
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