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淫戯日記・恵子 ~続けてもいいですか~
第3章 深夜の公園

車の前を回り込んで運転席のドアの前でキーを刺す。勢いよくドアを開ける。と、カチャカチャっと軽い音が足下の前の方から聞こえた。何かを落とした?。回りを見回す。何か嫌な感じがして、まずは車内に退避した。シートに腰かけると、ぶーーー、っというバイブの音が少し大きく聞こえる。
ハンドルを握って身体を起こし真後ろを見た。右の窓からも人影や動くものは認められない。ドアの後ろを注意しながらもう一度静かにドアを開けて車外に降りる。ドアミラーの脇から除くと、なんとそこにはリモコンが落ちていた。
慌てて降りて、それを拾い上げる。スイッチを覆うスライドカバーが閉まっていた。自分ではさっきカバーを閉じたという、はっきりとした記憶はない…と、そう思った。
それじゃあ。誰かがこれを使っていたということ・・・なのか。恵子がドアを開けた時に落ちるように仕掛けていった。そう言うことしか考えられなくなっていた。
再び車に飛び乗りドアを閉める。キーを挿し、エンジンをかける前にリモコンの電源ボタンを長押しした。一、二、三。一瞬ランプがついてバイブレーションは止まった。大きく息をはいた。走ったせいもあり、汗が噴き出す。エンジンをかけファンのスイッチに手を伸ばし、ついでドアロックをかけた。
スモールランプをつけるとフォグランプも連動した。Dレンジに入れ発進する間際、右の窓から外をみた。
駐車場の反対側に停まっていたブルーのワゴンのルームランプがその直前に消えた・・・、そんな気がした。
ハンドルを握って身体を起こし真後ろを見た。右の窓からも人影や動くものは認められない。ドアの後ろを注意しながらもう一度静かにドアを開けて車外に降りる。ドアミラーの脇から除くと、なんとそこにはリモコンが落ちていた。
慌てて降りて、それを拾い上げる。スイッチを覆うスライドカバーが閉まっていた。自分ではさっきカバーを閉じたという、はっきりとした記憶はない…と、そう思った。
それじゃあ。誰かがこれを使っていたということ・・・なのか。恵子がドアを開けた時に落ちるように仕掛けていった。そう言うことしか考えられなくなっていた。
再び車に飛び乗りドアを閉める。キーを挿し、エンジンをかける前にリモコンの電源ボタンを長押しした。一、二、三。一瞬ランプがついてバイブレーションは止まった。大きく息をはいた。走ったせいもあり、汗が噴き出す。エンジンをかけファンのスイッチに手を伸ばし、ついでドアロックをかけた。
スモールランプをつけるとフォグランプも連動した。Dレンジに入れ発進する間際、右の窓から外をみた。
駐車場の反対側に停まっていたブルーのワゴンのルームランプがその直前に消えた・・・、そんな気がした。

