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淫戯日記・恵子 ~続けてもいいですか~
第4章 追跡者
 その時、恵子のクリトリスには耀司の左手がそっと触れていた。そのままゆっくりと電車は動き始める。自然に揺れる。自然に動く。耀司は思いもしないご馳走の前に、指先が震えそうだった。四本の指すべてが熱い陰部に触れている。ねっとり濡れている。発車の揺れに合わせるように中指を手前に引き起こす。愛液にまみれた指先でクリトリスの上を通り過ぎる。耀司の胸の中で堕天使がピクンと反応する。ここか!もう一度…その場所をトレースする。
 耀司の中指でクリトリスを弄ばれる恵子。

 動いちゃダメ。まだ早すぎる。
「ん…ぁっ」
 声を堪えてはいるが耀司の中指が敏感な場所を捉え始めると、その都度身体は反射的に動いてしまう。恵子の秘密の下着。クロッチ部分に切れ込みの入った真っ赤なパンティ。スリットから覗かせる恵子の陰部は駅構内のトイレでつい今しがた恵子自身によって一度目の絶頂の後の余韻を未だ残していた。スリットを通して直に触れる耀司の指先。
 どうして、・・・そこが、・・・わかったの?
 誰にも明かしたことのない恵子だけの秘密を、出会ってたった数十秒の耀司の指先は知ってしまった。偶然だった。しかしどうあれ、この密着した空間でこれ以上無いという偶然に導かれ、二人は一つに繋がろうとしていた。
 耀司はふと奇妙な感覚に気付いた。周囲を気にする余裕が生まれ、自分でも不思議なくらい落ち着いていた。堕天使をしっかり感じさせてあげなきゃ。この淑女(ひと)を自分は本当に満足させる事が出来るのか。クリトリスを弄っていた指先を恵子の陰部のさらに先へと伸ばした。左右の唇の中心はねっとりとした感触で奥へ奥へと耀司を誘(いざな)っている。誘われるまま指先に力を注いだ。恵子の蜜壺はついに開かれ、耀司を受け容れた。
 ぬぷっ。
 手首ごと持ち上げるようにして奥を刺激する。たまらず恵子は腰を引き身体をくの字に折った。満員の電車内でその姿はだれにも気づかれることは無かった。ただ一人の例外を除いては。


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