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淫戯日記・恵子 ~続けてもいいですか~
第4章 追跡者
 やがて諦めたのか掴んでいた手はほどかれる。腕を引き戻し燿司の胸に手をついた。密着した車内でそうしていると包まれているような気がした。長官はまた右の太ももの外側を触り始めた。そのまま恵子の前の部分まで手を伸ばすことも出来そうだった。でも今はそれはやめて。そこにはすでに彼がいるから。

 シゲはポジション争いでは完全に敗北を喫していた。オンナの左後ろにつけたが、長官がオンナの尻を丸ごと自分のものにしてしまっている。次の駅でリベンジ。ポジションチェンジだ。とそれだけを考える。
 長官が太ももの外側から前の方へと手を差し伸ばし内腿にふれる。オンナは何かに反応するようにいやらしく自分に尻を突き出してきた。
 誘っているのか?一瞬そう思った。
 それは目の前で燿司が恵子の奥へと達した瞬間だったが、長官は起きるすべて事を自分に都合よく利用する事にした。右の太ももの内側はサスペンダーストッキングからはみ出た生足。その感触と温もりを長官の右手がむさぼる。
 長官は長官で、後ろから抱く格好で恵子に密着していた。


     5

 耀司の中指は今、恵子の中にあった。手首に力をこめる、恵子が腰をかがめてそれに反応する。耀司はゆっくりと恵子の中を掻き回す。それに合わせて恵子の腰も動く。ゆっくりとグラインドする。
 「んはぁあっ、んはぁあっ。」
 息遣いが激しくなる。長官は恵子の腰を後ろから抱きかかえ、右脚の内ももへ右手を這わせる。上半身は身動きできないほどに密着している。恵子の膝から力が抜ける。立っているのがやっとだ。それでも耀司の胸の中に身を任せていれば倒れることすら出来ない程の満員状態だ。
 耀司の左手がゆっくりとピストンを始める。
 「ん、んぁ、っぁあ。」
 声を立てないように、それでも吐息に小さく喘ぎ声が混ざる。耀司の胸に置いた右手はいつの間にか小さく握りこまれている。背の高い耀司のあごの下で、俯いた恵子の黒髪が小さく震える。内腿を摩る別の手。その手も行ったり来たりしながら、恵子の秘部に迫る。
 耀司はリズミカルに往復運動を繰り返す。その動きが徐々に早くなる。くちゅくちゅくちゅくちゅ…。
 ファーストタッチから濡れていた恵子の蜜壺は、もう既に愛液が滴る程になって音を立てている。耀司と恵子にはそれが聞こえた。漏れ聞こえる音は、声を堪える恵子をさらに興奮させた。

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