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淫戯日記・恵子 ~続けてもいいですか~
第4章 追跡者

 恵子はドア向きに、ドアとの間に長官を挟む位置で最初の停車駅を出た。電車が動き出すとあいかわらず長官は膝を使って恵子の両膝をこじ開けた。やり場がない右手は長官の頭の右側・・・ドアのガラスに手をついて体を支えた。膝を割られ足に力が入らないので右手が支えだった。
 恵子の腕の下で、長官の乳首への愛撫が始まると、身体は正直に反応した。その時もしも両方の胸に同時に愛撫されていたとしたら、その後の展開は変わったかもしれない。だが、そのとき不意に唇を突き出して長官の顔が向かってきた。
 キスは別。穢(けが)れた指先に卑猥な場所を愛撫されて肉欲を貪ることと、口づけを交わして愛を確かめ合うことは全く別もの。恵子は真横に顔を背けた。それでも長官は執拗だった。空いている左手で恵子の顎を掴む勢いだ。
 恵子は自分を支えるためにドアのガラスについていた右手で、手首から肘まで使って長官の左の二の腕の自由を奪い、そのまま手首を長官の左の鎖骨の下あたりに押し当てた。そうして胸を張って顎を引くと、もう長官の唇はどうやっても届かなくなった。代わりに長官の膝が恵子の股間にめり込んだ。キスを諦めた長官は、ならば、と再びスカートの中へ右手を伸ばす。
 次の駅が迫っていた。駅までの間、長官の膝で卑猥に開かれた恵子の股間に、長官の右手が迫っていた。
 満員の乗客を乗せて走る列車は小さく何度も揺れ続ける。
 ドアを背にした長官はそんな列車の揺れには微動だにしない。その正面で長官の右足を左右の膝に咥えこまされた不自然な体勢で、恵子は長官の胸に小さく結んだこぶしを押し付け、それでも唇を奪われまいとその腕を精一杯突っ張っている。長官の右手が恵子のスカートに向かう。静かにたくし上げ、中へと忍び込む。その真正面にはクリトリスが、パンティの中央に縦に開いたスリットの背後で、ぷくっと膨らみかけていた。
 長官の指が伸びる。下腹部に当たった指先はそのまま奥へと滑り込む。濡れた割れ目に沿って進んだ指先が恵子に襲い掛かった。
 恵子は太ももで長官の右足を挟んだ格好のまま、身動きも出来ない。長官の指先がクリトリスに触れると、左右の足が強く長官の膝の上あたりを締め付けた。それでも指先はまるで自由に恵子の花園を弄ぶ。恵子の肩がびくんびくんと震える。
「う、んっ、んはぁっ、ぁあ。」

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