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淫戯日記・恵子 ~続けてもいいですか~
第6章 贈り物
 自動ドアが開く。店内に入るとすぐ左に折れ、トイレに向かった。スライドドアを開いて個室に入り、鍵をかけたことを確認してからゆっくりとスカートの中に手を挿し入れて、お気に入りだった赤のクロッチレスショーツを下ろす。スリットの周囲が濡れてそこだけ生地の赤よりも色が濃い。便座に腰を下ろしてからトイレットペーパーを左手に二巻きとって、それを右手に持ちかえながら自分のアナルに伸ばす。肛門の周りはローションでヌルヌルのままだった。少し指先に力を込めると、まだ簡単にその指先を飲みこもうとする。
 ヒールを履いたまま、片足ずつショーツを足首から抜き取る。ぐしょぐしょに濡れているので、トイレットペーパーを固く丸めてショーツで包み、もう一枚ペーパーを切って上からそのペーパーで包んで握る。これでたいていの液体は吸い込まれる。事実、だいぶマシになった。紙を便器に投げ入れ脱いだショーツを丸めると、ハンドバッグから新しいピンクのショーツと、不気味な妖しさを放つピンク色のソレを取り出して脱いだショーツと入れ替えた。
 とりあえずショーツに足を通して、膝の上まで持ってくる。そこでローターの向きを一瞬考えポケットに挿しこむ。割とすんなり収まった。
「はぁ…。」
 なんとなく、一息、漏れた。やれやれ、というか、とにかく準備は出来た、というか、そんな感情だった。何となくもう一度ペーパーを取ると、微妙に尿意を覚えた。小用を足しペーパーで軽くふき取ると、いよいよ立ち上がりショーツを腰まで上げた。ショーツの下腹部は布がなく肌が露出する。へその下のリボンのような布地を出来るだけ広げてみた。左手を股間に押し当てるとバイブはすっぽりと陰部の形になじんで収まった。少し、ほんの少しだけそのバイブを自分の手で揺らしてみる。そして、そのフィット間に驚いた。正直に・・・これは感じる。そういうところに当たっていた。これが、もしも遠隔で動かされたら…。想像すると頭のなかに白く靄(もや)がかかっていくのを感じる。
 水を流し、もう一度脱いだショーツなど忘れ物が無いことをチェックし、ついでにカメラのようなものを目で探ってみた。天井、床、壁。疑いだしたらキリがない、そう思った。トイレを出て鏡の前へ。崩れたメイクをフェイスパウダーだけで手早く直して、売り場でヨーグルト飲料ひとつを冷蔵ケースから取り、レジで精算するといち早く車へ戻った。
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