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淫戯日記・恵子 ~続けてもいいですか~
第6章 贈り物
 うーーぅーーーうーーーぅーーーうーーーぅーーー
バイブはパターンを変え、さっきよりも強く細かく振動を変える。ベンチの陰で恵子の紺色の傘が小さく呼吸をするように動いていた。
 だめ・・・もぉ・・・イッちゃう。その時すぐ近くで人の声がした。
「大丈夫ですか?」
 気がつくと、すぐそばにさっきの若い女の子が立っていた。傘とベンチの隙間から女の白い足がみえる。恵子の股間のバイブが止まった。んぐっと、小さく唾を飲みこんで、
「う、ん。えぇ、大丈夫。」
 上半身を起こした。大丈夫かと聞かれて大丈夫と答える者におよそ大丈夫な人などいない…。ただそう聞かれたら、そう答えて平静を装うしかない。顔を上げてベンチ越しに間近で見た。目の前に立っていた女・・・そのシフォンのワンピースこそ、あの日トイレで二度も会ったあのワンピース。その時の娘だった。
 呆気にとられた。
「あの・・・」
何をどう言えば分からない。
「会ったことある?・・・よね?」
その娘は
「こんばんは。わい…です。」
と答えると、ベンチの前から回り込んで芝生に踏み入り、恵子のすぐ傍までやってきた。わい?…今Yって名乗ったの?一瞬何を言われているのか理解できなかった。
「待って、あなたがY?あのバイブの?」
 にっこり笑うYは、右手の平を開いてこちらに見せる。中指に通されたストラップの下で何かが揺れた。リモコンだ。ゆっくりその手を恵子の目の前に差し伸ばす。恵子が右手を伸ばして取り上げようとしたその時、無邪気にその手を引いた。
 そして今度は傘を掴んだ左手を上げて見せる。傘の持ちてにぶら下がるもうひとつのリモコン。さっきのリモコンを手の中に包むと、傘の柄にぶら下がるもう一つのリモコンをその右手の指先でつまみ恵子の顔の前に差し出した。今度は少し乱暴にそれを取り上げた。
「そっちが私の、そしてこっちはお姉さんの。」
というと目の前でリモコンを操作した。
 ぶぅーーうーーー…。
 たちまち恵子の股間に電撃が走る。背筋までぞくっとする。クリトリスを激しい振動で責められる。思わず尻を後ろに突き出すようにして体を娘の正面から逸らした。身体をくの字に曲げ、尻を突き出し、上体を屈めて右手でベンチを掴む。
 Yは傘を芝生にふわりと置くと突き出した恵子の尻の後ろに回り込み背中からハグした。
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