この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
淫戯日記・恵子 ~続けてもいいですか~
第6章 贈り物
 二人のバイブ、二人の股間。ふれあいカチャカチャ甲高い音を立て、股間のバイブをお互いに押し合いながら、ビクンビクンと震える、一つになった二人のシルエット。
 ぶーぶぶ、ぶーぶぶ、と低い振動音がワゴン車の車内に重く響く。リズムの違う二つのローターが奏でる歪なハーモニーは、まるでベッドの深いところから聞こえてくるようだ。
「あっ、あっぅ、あっん、あっ、ん、んぁ…」
 呼吸が早くなる。恵子の右手が宙を探り、ユウリの左膝に触れた。その膝を握りしめる。
「ここは・・・どう?」
 ユウリは恵子の左脚を抱き上げていた両手を、恵子の胸の上へと伸ばした。柔らかな乳房は横になると左右にたぷんとこぼれ落ちそうだ。左右それぞれの四本の指で外側から乳房をみぞおちの方へと持ちあげ、正面に乳首を向けると、親指で乳首を弾いた。
「あっん!」
 身をよじろうとするが、右にも左にも動けない。
「いいお返事・・・、いくわよ。」
というと、親指を高速で左右に振る。恵子の乳首は往復ビンタのようにユウリの親指で愛撫される。
「いぃぃいーーー、んっ、はぁっ、あぁっ、あぁーーーん、だめ、・・・、い、いっちゃう…」
「いいよ、イッて」
「だめ、・・・い、ぃくぅ…」
 腰の上にユウリを乗せて持ち上げんばかりにのけ反り、
「んぁはぁーーんーー。」
と長くひとつ喘ぎを上げると、あとは小さくひくっひくっっと小刻みに震えながら、静まった。はぁはぁ、と胸を大きく波打たせて恵子は絶頂に達した。
 ユウリは、余韻が収まるとローターのスイッチを止め、ゆっくりと恵子の右側に添い寝した。首を傾げるような格好で頭だけ恵子のすぐそばに向けた。恵子が上半身だけ寝返りをうってユウリの方に向き直る。ユウリも顔だけ向けてすぐ目の前で見合った。恵子の方から動いて、キスをした。
「私ばっかりイカされてるね」
「おねえさ…、あ、恵子さんだ、イキやすくなってるのかな?アブない遊びばっかりやってるじゃなぁい?」
とユウリ。
「え?・・・そか。私のこと、ずっと見てたの?…」
と切り出した。少し間があって、
「写真の事?」とユウリ
「私、この車と同じのを見たことあるよ。」
「覚えててくれたんだ?目立つからなー」
「そーよね。私の事、見てた?」
「見てたよ。あの夜、あの駐車場の夜も、ずっとね。」
/131ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ