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狂った果肉
第138章 身代わり肉人形 雫
佐竹[スーツを直に着ろ❣実は親子は既にホテルで待ってる、だが心配するな!私が間に入り雫が従えば奴等を姉への暴行傷害罪で追い払ってやっても良いぞ…]
雫「その条件は、何ですか…?」
佐竹[その前に弟の充君、君の承諾が有っての話だがな❣]
充「私がですか!?」
[そうだ、ホテルの隣室には君の姉椿も呼出してる勿論君の義理親子は知ら無い!君が同意すれば雫君は奴等との交渉の必要が無くなり暴行傷害容疑を理由に私が追い払う…此れが最善の場合だ❣]
[君が同意しないと成った場合…雫君が身体を張っての彼等との直接交渉だが、この場合私の役目は無い!雫君の交渉後も、彼等が君の姉を探し連れ戻す可能性も有るって事だな…」
充「そんな、その時点で威されてるのと同じじゃないですか!選択肢は、決められてます…」
佐竹[当り前だ、権力者は選択肢を与え選ぶのは君達弱者だ❣どちらも左右出来るのは、極一部の人間だよ❣]
雫「良く考えて、椿さんの為に成る事を選べば良いから充君!私の事は気にしなくて良いのよ❣」そんな…💧
雫と充は佐竹に連れられ、港近くの某高級ホテルへと向かい別々の部屋へと別れた…。
充「椿姉さん!?大丈夫…くっ…」其処には、全裸姿の姉椿が初老の男の股間に顔を埋めて居た…。
初老[君が弟さんの充君か、私は高松この街の市長だ!君のお姉さんは中々サービスが良い勿論美人だしな❣]
充「姉さんを如何する積もりですか!?」
高松[そうだな時折、ワシの役に立って貰うこの身体を使ってな…その代り入院治療費を肩代りし邪魔者を排除してやろう❣君が認めれば此処に警察を呼び姉の身体を証拠とし君達の義理父達を追い払う…如何かな充君?]
充「そんなの、奴等に変って貴方達が姉を…何も変わら無いじゃないか!」
高松[そうか、お姉さんの負担を良く考えなさい全く違うと思うがね❣この間々、義理父達が再びお姉さんを連れ帰ったら同じだと思うかね…隣室でゆっくり考えるんだな…]
充は隣室で姉椿の悶える声に、頭を抱え部屋に用意去れた酒を煽り飲み自身の非力さを恨み悩む…。
一方で雫は、諸星親子の待つ部屋に佐竹と共に訪れる…
ドアをノックすると、ニコニコと笑顔を浮かべる充の義理兄が雫を出迎えた[やぁ〜どうぞ、待ってたよ❣]