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第33章 新性党への布石

　香樹実の指先に軽く唇を触れ手に取り、御前様に会釈しご招待頂き有難う～Mr.光政 三条！
　そして振り返り一堂に手を軽く上げると一堂が礼を取りミッキー大統領とスミス主席補佐官は、御前様に案内され邸内えと招かれる…。
　続く車両よりマクドナルド国防長官とハリス大尉を香樹実が出迎え、藤沢政務会長が案内する…。
　続きドナルド国務大臣、ワッキーCIA長官を森山政務調査会長が案内し続く事務官僚達を梶山選対委員長が案内し、岸総理、菅官房長官、そして海藤幹事長を香樹実と黒石が案内して行く際に…橘君、岸総理が声を掛けた。

　君に言った筈だ、立場を弁えるなら力を貸そうと！
其とも、この尻に牛乳をブチ込まないと私の言う事を訊けないのかね？と周囲に聞こえる様に話し、タイトミニの中に手を伸ばすと香樹実がパシッと弾き返す…。
　私も、言った筈です機内でこの場限りと♪︎

　岸総理は真っ赤な顔で怒り、この婬売風情がと香樹実の胸を掴もうとする…その手を掴み止めたのは、海藤幹事長だった。
　情けない、飾りでも一国の総理が狼狽えるとは💧戯言を吐くのはやめろ！
　身体を使おうが現に米国を動かし大統領がこの場に居るのは、彼女の力だアンタこそ立場を弁えろ💢
　
　岸、海藤お前こそ！こんな女に出し抜かれて悔しく無いのか？ 悔しい…我々は、政治家として何期目だ？
　彼女、橘 香樹実は、未だ素人同然の新人だが実績は、誰と比べても随一だ!!
　我々が支えるべき人材だ!!
勿論、私も諦めた訳では無いが彼女を認める！
　岸総理…ワシは…言葉に詰まり…この様な扱いわ認めん、ワシの協力が得体なら今まで通り、その身で仕えろ香樹実！

「必要で在れば、その都度でお好きにこの身で良ければ但し、相応の力が必要不可欠とお想い下さい…」
　あぁ～大統領との面談で、立場の違いを教えてやる！

三条邸の大ホールに、日米が揃い内閣、党幹部を交え昼食会を開く中、ミッキー大統領が立ち上がり話し始める今回は、日米の大きな問題と捉え善き友人として対処する事を約束する…。
　但し、条件付きだ…先ずは実行する為の法整備及び認識の相違と情報の共有化ホットラインの強化、並びに政権党の安定化が課題に上がる、因って現状での公な握手は困難で有り是非とも改変を進めて欲しいと願っていると言っておこう！

　勿論、その間も協力は惜しまないと付け加える…。