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第33章 新性党への布石

　ミッキー大統領は、香樹実を見詰め話しを終えた…
岸総理は、事前に握手を拒否去れたも同然、貴様では無いと大統領の視線が物語っていた…。
　夜に、日米幹部が揃って三条邸別館にて密談が持たれていた…。

　もし、北側及び国内に核問題が露見した場合の想定と対応が話され緊急の場合は、鳩山元総理が泥を被ると明言した米国側も同意する…。
　在っては、成らない事を前提に話しますが鳩山元総理に泥を塗るのは、賛成出来かねますと香樹実が言い放ち、そもそも最初から売買の話しが不成立ですから…。

「何故、核を売買すると？諜報員も知らずに売買の話しを知らされられたとしたら？」
　ワッキーCIA長官ナニ！当時の長官が計ったとでも、云いたいのか？
「いいえ、但しCIAが何故、独断専行し、若しくはそうしたかと考えたなら…仮に計画案だけで実行案では、無かったとして調査はしますか？」
　ワッキー長官…一応、成功率を計る為にはあり得るが…

「では、調査中の諜報員に売買の情報を流し、本部にも同じ情報が持たされた場合、即時に疑われるのは調査中の諜報員ですよねぇ～？」
　ワッキー確認取れなければな…
「疑われた諜報員に、偽の実行命令と偽情報を流し襲って失敗し情報だけを流したら…諜報員は、どうしますか？」
　ワッキー其は…逃げ隠れする為に…
「其処に仲介者が現れ手引きすると？諜報員は、本部に裏切られたと考え、本部は…裏切ったと」

　まさか？確かに、南の仲介者が居た事は確認が取れているが行方不明の間々だ…
　マクドナルド国防長官 そんな事、二重スパイでも居ないと無理だ…!
　ワッキー長官!？居た北と南で行動し日本の米軍基地に異動した諜報部員、核の監視役まさかそんな事が…ミッキー大統領 早急に調査しろワッキー長官！

香樹実 此は、未だ裏が在るかも知れない…。
　マクドナルド国防長官 早急に、南共話す必要が在りそうだ…
海藤幹事長 寄り複雑化しそうだ、此方も極東ルートを調べる必要がある森山頼めるか？

　勿論だが、中、ロの動向も気になるから藤沢さん！
判っている、海藤幹事長は、黒石と党幹部を纏めてくれ情報漏洩だけは、防がんとな…。

香樹実それでは、日米各々情報収集と確認を取ってからまた話し会うって事で宜しくお願い致します…。