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狂った果肉
第53章 欲情SUPER EXPRESS
 瞳は軽い頭痛と共に目を醒ました、座敷の上に毛布を被り…「えっ~と…此処何処だったかしら?」
 真美「気が付いたのね、大丈夫…瞳?」
真美の顔を見てホッとする瞳、窓の外を眺めると未だ暗いけど徐々に薄明かるくもう直ぐ夜明けらしい…

 瞳は列車に乗ってる事に気付き、恥ずかしい痴態を晒して居た事を思い出す「真美こそ大丈夫なの?」
 真美「私も少し前に目覚めたばかりだけど…ちょっと男の人達の視線が気に成って💧」

 そうこの新幹線🚄はレール等の検査する為の車両で3両編成でお座敷車両以外は検査車両と走行車両のみ、先程迄瞳と真美のあられもない姿を見て居た男達と一緒に居るのだ…。

 落ち着ける筈も無い…そこに香樹実が二人に声を掛ける「ご免なさいね、助けるのが遅く成って…」と頭を下げる…。
 瞳と真美「いえ、感謝してます有難う御座いました…」

 香樹実「もう少し我慢してね大阪で男達は降ろすからね!」その言葉に救われる二人…。
 香樹実「それと…お猿さんの事だけどね、やっぱり人と一緒だとストレスとか為に成らないと思うの…」

 ジョン君の事だった…真美「そうですね、けど処分とかじゃ無いですよね?」
 香樹実「勿論よ、彼に適した環境で安全に暮らすのが一番と考え
てるから♪︎」

 真美「はい…じゃ~京都に着く迄、一緒に居ても良いですか?」
香樹実「賢く大人しいから、大丈夫とは思うけど…検査車両に狭いけど部屋が有るから其所に独りじゃ寂しいかな?」

 真美「じゃ~私が一緒に居ますから、お願いします!」
瞳「私が部屋の外で、様子を確認してますから…」
 香樹実「じゃ…もしもの場合は、直ぐに知らせるか様子がおかしいと感じたら部屋から出るのよ!」

 真美「有難う御座います…」
二人は、検査車両に向かい真美は鉄の扉を開け鎖のリードに繋がれたジョン君に会う…。
 真美「ゴメンねジョン君、一緒に居てあげる事が出来無くて…」扉を閉める瞳…

 真美「もぅ~甘えん坊ねぇ~ジョン君は、最後だからね♡」
あゝうぅ…ハァッハッン…グチュ💦ズボボッ…グッチョ💦あゝ~はぁうっうぅ~んっ♪︎

 瞳「真美大丈夫よね…💧」真美、勿論よ…ぁんっ♪︎
その後も、くぐもった真美の声が聞こえたが敢えて触れ無い事にする瞳…そうする内に京都に着き香樹実達と挨拶し実家へと帰省する瞳と真美だった…。
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