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第84章 堕天使 美羽編

　父はその言葉をその間々手紙に認め、身勝手だが父親代りの私の事は忘れて幸せに成って欲しい心から祈ってる…母さんの事を宜しく頼む…｡

　そう書き残し姿を消した、後日水谷 豊監督と豊島教頭との同乗中の車が転落事故として亡くなった。
　原因はブレーキホースの破損との警察からの連絡を受けたが運転して居たのが父親と知った美羽は…

　美羽を脅してると知った父が、水谷と豊島を道連れに自殺したのだと独り大泣きした…｡

　だがこの時点では、朝方手紙を読んだ美羽は養父が姿を消したのは自分のせいだと自身を責めた…。
　気落ちし母に何と言えば良いのか、判らない…が母にも手紙を残して居た精神的に参った父は暫く一人でのんびりするといった内容だったらしい…。

　兎も角、心身共に失望した美羽は母と二人で居るのも辛く学校へと向った…
　凛の笑顔を見るのが今日バカリは余計に辛く感じ、ましてや仁の顔を見る事など出来なかった美羽…

　二人を避け放課後を生徒会室で一人居た昨日の今日だ、誰も来ないだろうと…独りに成りたかった。
　扉が開き、現れたのは水谷だった…うっ💧

　水谷[何だ来てたのか？誰も来ないと思ってたのに…珍しく独りか美羽、いや斎藤と呼ぶべきだな…済まん💦]
　流石の水谷も、しおらしい…

　続いて剣先輩達三人が姿を見せると…
水谷[宝生校長から指示が有る迄、暫らくは自主活動だ！他の者にも伝えておいてくれ…]
　そう言って、出て行く水谷だったが少し笑みを浮かべ担当教員用の部屋に急ぐ…

　性奴会室と一部の部屋には、未だ隠しカメラが設置去れた間々だったからだ昨夜の事を知ら無い三人と美羽一人面白い物が見れると期待しての事だった…🤤

　剣[どうした、此処に来たら着替えるキマリだろう？]
うっ、私も帰ります…💧
[本当にそれで良いのか？折角来たんだ昨夜の続きをしようぜ、コイツ等の前で着替えろよ🤪]

　出入口を塞ぎ鍵を掛ける二人、剣が美羽のロッカーを開き笑って手招きする…うっうぅ💧
　剣[どうせ着替えるなら、その体操服が良いなぁ〜🎶]他の二人も、大きく頷くウンウン🤤

　半ば自暴自棄に成った美羽は、思わず悔しさからタダで見る気なんて図々しいしく無い！？
　剣[だってよ！お前達どうする金払ったら、堂々と見て良いって言ってるぜ当然それ以上の要求も有りだよな🤪]