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狂った果肉
第117章 恥辱の包囲網 千春

 仕方なく降りると、男はヘッドフォン🎧を奪い取り耳を傾ける…「盗聴とは、穏やかじゃ無いですね!」
 男は神山雄一、機動隊の隊長だった…神山の事を知る筈も無い黒澤うっ💧息を呑んだ!

 神山「車の中で、話をしようか?私は神山、アンタは?」うぅ…黒澤だ黒さんで呼ばれてる…
 神山はヘッドフォン🎧の声から、直ぐに柳田本部長と片山千春だと気付いて居た…。

 車の中で神山「助け出すのは難しいな、黒さんも若と呼ばれる少年の仲間何だろう?」
 黒澤「仁の事を知ってるのか!?」
知ってる程でもない、顔を会わせた位だが風見真から話を訊いてる俺は機動隊の隊長をしてる柳田側の立場だが…
 何か手伝える事は、有るか?

 黒澤「フッ〜驚いた、寿命が縮んだよ!助け出すのが無理なら奴の弱味に成る不利を掴みたい…」
 神山に盗聴器を渡した「任された!」

 神山「噂の仁君も、県警本部に踏み込む訳にはイカンだろうからね…手伝ってやるさ!」
 黒澤「いゃ…仁は知ら無い学校だ!知ってれば県警だろうと関係無いヤルと成ればトコトンが仁だからな🎶」
 神山「マジなのか…💧」大マジの本気さ!

 神山「兎に角、待ってろ今後の事も含め盗聴は役に立つだろうからな…目立つヘッドフォン🎧はヤメて置けよ❣」
 黒澤…うぅ…解った💧

 神山は、黒さんから盗聴器に小型カメラを預かり本部長室に急ぎ向かう…コンッコンッ!
「神山です、柳田本部長!」
遮音されたドアを開けると、千春の姿が真っ先に見えた…

 神山「新しい玩具で、お愉しみ中でしたか?おや、見ない顔ですね…」月宮の事だ!
 柳田[紹介しておこう、新しい英雄の月宮巡査と新しい玩具の片山千春女性捜査班刑事課長だよ❣]

 うっ…あぁんっ、はぁうぅ〜🎶
 神山(とても、沢木には見せられ無い姿だな💧)
柳田と月宮に下腹部の前後を顔に挟まれ、身を捩り声を上げる千春の姿に目を覆いたくなる…

 神山「英雄ですか?とてもそんな風には見えませんがねぇ〜如何してそう成ったのやら!?」
 柳田[この千春君を暴漢二人から、救ったのだ🎵コレは、その勇気に対し千春君からの御礼だよ💓]

 神山「そうですか、では報告をその暴漢二人の兄の方が亡くなりましたよ!それともう一人小山内大地が事故に寄り瀕死の重体の様です柳田本部長…]
 柳田[そうか、奴等の代りなど幾らでも居る…😏]
 
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