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恋人はスーパースター
第9章 婚約パ―ティ―は、大波乱
ザワザワと客席が賑やかになってきた。
一夏は、liveが始まる前のこの興奮を知っている。
「あ―ペンライト、持ってくるんだった!!」
「わたしは、苦手だよ、ペンライト振るのは!!」
「ペンライトを振る?」
エドは首を傾げた。
「はい、こう曲に合わせて振るんです!」
一夏は、エア―で再現した。
「へぇ、それはこっ恥ずかしいね?今度は、潤も誘ってやってもらおうかな?潤が樹の曲に合わせてペンライトを振る姿が見てみたい!」
「お、お父さんってば!!!」
「ファンは真剣に振ってるんです!!!ばかにしないで下さい!!!」
「クスッ、ごめんね?」
「いえ、全然大丈夫です!!」
(やぁ、恥ずかしい!!!)
その時だった。
パッとステ―ジに照明が付いたのは!!
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