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恋人はスーパースター
第9章 婚約パ―ティ―は、大波乱
シ―ンっと静まりかえる客席、バンっとステ―ジ中央から、勢いよくジャンプして上がってきた。
華麗に着地して静止する隼人。
衣装は、銀ギラギンのラメが入ったツナギっぽい服。
セクシ―に大胆に、胸板が見える。
一夏は、堪えきれずに、叫んだ。
「「キャー!!!隼人ぉおお!!!!」」
(かっこいい!!!かっこいい!!!めちゃくちゃかっこいい!!!)
「ちょっと、一夏恥ずかしい!!」
エドに至っては、一夏のテンションの高さに唖然とする。
「…すごいね、ついていけない…」
一夏の雄叫びに便乗して、会場内に、女性の叫び声が反響した。
「うわ、隼人さま、素敵!!!」
「「キャー!!!隼人さま」」」
隼人は、フッと笑う。
一夏の為だけに…
「今、目が合いましたわ!!」
「わたしと目があったのよ!!」
一夏はもう、周りのことなど、目に入らなかった。
((隼人、隼人、好き、大好き!!!))
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