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恋人はスーパースター
第9章 婚約パ―ティ―は、大波乱
「皆さん、静まって下さい!!!きちんと答えますから!!!!!」
樹がそう言うと、辺りはシ―ンと静まり返った。
皆が息をのむ。
「俺は、ジャックスホ―ド家とは、関係ありません!!この容姿、明らかに純粋な日本人だと思いませんか?」
どっと、笑いが巻き起こる。
「確かに、言われてみれば、ハ―フには、見えない!!」
「じゃあ、どこからそんな噂が立ったんだ?」
再び会場がザワザワする。
「それは、ジャックスホ―ドと父が懇意にしているだけです。俺は、れっきとした日本人だから!!!それに独立した資金は、自分がコツコツ貯めていたものです!!悪く言われる謂れはない!!!」
樹の宣言は、誰にも有無を言わせないくらいの威力を放った。
柚葉は、シ―ンと静まりかえる会場で、パチパチと拍手を送った。
「独立、おめでとう!!」
そんな柚葉に便乗するように、一夏も拍手をすると、会場から、大きな拍手と変わった。
「「新生、"N"誕生、おめでとう!!!」」
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