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恋人はスーパースター
第10章 恋人はス―パ―スタ―
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目が覚めると、一夏は、窓のない狭い部屋のベットに寝かされていた。
「…ここ、どこ?」
そして、自分の置かれている立場に、仰天する。
裸のまま、両足を鎖でベットのパイプに繋がれていた。
「…やだ、どうしよう、怖いよ…誰がこんなこと?」
一夏は、恐怖のあまり、ガタガタ体が震えだした。
誘拐、強姦、監禁の文字が頭の中でぐるぐる回る。
((…柚葉、助けてぇ!!!))
キィ、ガチャ。
扉が開き、中に入ってきた人物を見て、死ぬほど驚く。
「…………隼人?」
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