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恋人はスーパースター
第4章 友達として、出来ること…
そのとき、柚葉の視界に、見覚えのあるクラスメイト二人の姿が目に入った。
その手には、"N"のチケットが握られていた。
(…こっちに、来る!!!)
慌てて柱の陰に隠れる。
「ざまぁ、ないよ、一夏のやつ!!!」
「チケット奪った時の、あの顔みた?超ウケたんですけど?上履き隠したり、教科書に落書きしたの、幼稚園児かって、言われてマジムカつく!!!!」
「次から、もっと虐めてやろうか?」
「だね!!!!」
二人はゲラゲラ笑いながら、改札口を通りすぎていく。
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