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恋人はスーパースター
第1章 一夏の情熱
柚葉は、今度は深いため息をついた。
「はぁ」
彼女の名前は、柚葉・ジャックスホード・ボルカン。
イギリス人と日本人のハーフで、金髪だが、瞳の色は、黒かった。
色白で華奢な体格は、一夏とは正反対な外見だった。
一夏は、身長165cmで、85cmCカップという豊満なバストを持ち、自前のクリクリの巻き毛は、とても派手な顔立ちに、よく似合っていた。
性格も、このとおり、我が儘、前向き、明るいが取り柄だ。
一方、柚葉は、何事にも落ち着いていて、新学期当初からクラスメイトから少し浮いている存在だった。
「行かないって言っても、一夏は、押し付けるつもりなんでしょ?」
「Oho Yes!!!!」
「うわ、やめて、その掛け声苦手」
「てか、柚葉がこれが"N"の掛け声だって知ってる事に驚きだよ!!!感激しすぎて、涙が出る!!!」
そう、言って一夏が抱き締めると、柚葉は、更に困った顔をした。
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