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恋人はスーパースター
第6章 夢が叶ったとき
隼人は、リビングにある、自分専用のロングチェアーに深々と腰をかけると、すぐに自分の膝の上を指差した。
「お前の座るとこは、ここだろ?」
「ひぃ!!!!」
「たった今から、この部屋でお前が好きなところって言ったら、お前が好きなやつの膝の上だ、わかったか?」
「あ、あいあいさーー!!!!」
思わず、敬礼してしまう一夏に、くくっと、声を殺して笑う、隼人。
「早く、来い!!!」
「は、はい!!!」
ドキドキドキドキドキドキ。
ドキドキドキドキ。
(……ああ、やばい、あたし、心臓が破裂しそうだ…)
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