この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
恋人はスーパースター
第6章 夢が叶ったとき
(…隼人さま、素敵な初キスの思い出をありがとう…)
一夏が、呑気にそんなことを思っていると、隼人からのキスは、だんだんと深いものになり息苦しくなってくる。
「「…っ…ふぁん…んんっ!!」」
突然の舌の乱入に、一夏は、驚き、どうしていいのか、分からない。
「「…ん、んんっ…れろれろんっ…」」
隼人の舌の動きは、速まるばかりで、その気持ち良さに、全身の筋肉が弛んでしまった。
ガッチリ顔を手で固定されてしまい、どこにも逃げ場のない彼女の唇は、隼人から送られてくる唾液をコクコク飲むことしか許されなかった。
(…苦しい…けど、すごく気持ち良い!!)
「…んっ…んんっちゅ…」
名残惜しそうに、何度も啄むようにキスを繰り返すと、ようやく隼人は、一夏の唇を離した。
「偉いな、全部飲んだのか?」
「…コクン」
一夏は、ボーッとしながら、隼人の質問に頷いた。
.