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恋人はスーパースター
第6章 夢が叶ったとき


「良い子だ、これから、オレが与えるものは、全部受け入れて、外に出すな!」


「…コクン」


「一夏は、従順で、最高だ」


そんなことを言われて、かぁああっと、これでもかというくらいに、顔が真っ赤になる。


(ダメ、気持ちが抑えきれない!!!)


「…隼人さま、好き、大好きです」


「随分、盲目的だな?」


「すみません…ずっと好きだったので」


「悪くはないぞ。ま、お前がどこまで耐えられるかだけどな?」


「…へっ?」


「ま、出来るだけ、頑張ってもらうけど?」


隼人は、一夏の手首ついた痕に舌を這わす。


「オレ、普段はアイドルの皮を被って生きてるけど、これを見て、ゾクゾクする男だ。」


「…っ…!?」


ちゅぷっと、薄い皮を強く吸い付かれて、鈍い痛みが走った。

ロープで縛られた痕に、キスマークが上塗りされた。

隼人は、一夏の痛々しそうな手首の皮膚を強くつねり上げる。


「で、これ、どうしたんだ?」


「「痛っ!?」」


一夏は、ビクッと体を強張らせた。

かなり、欲情した瞳で見つめられ、ドキドキ止まらない。


自分の腰に、大きくて、硬いものが当たってる。


(…うそ…柚葉の言ってたこと、本当だった!?)


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