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恋人はスーパースター
第6章 夢が叶ったとき
広い寝室に、ポツンとあるキングサイズの隼人のベットに、衣類を全部脱がされた一夏は、横倒された。
もちろん、電気を消してくれるはずもなく…。
「live終わったあとに、一応シャワーは浴びたんだけど、汗臭かったら、ごめんな?」
「…全然、あたしも柚葉のところで、お風呂には入ったけど、汗臭いかもです、すみません!!!」
「いや、お前の体からは、良い香りしかしなかったよ」
「…ほんとですか?」
「ああ、病み付きになりそうだよ」
「…嬉しい…」
本当に嬉しそうにポロポロ涙を流す一夏が、すごく可愛い。
「やばいな、お前は」
「えっ?」
「どこまで、オレの理性を崩壊させるんだよ?マジでやばいよ、お前は」
「……隼人さま」
「もう、呼び捨てでいいから!!!隼人でいい」
隼人は、髪をグシャグシャにしながら、照れたように言った。
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