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恋人はスーパースター
第8章 ほんとうの気持ち
「隼人、あんまりイライラすると、早く禿げるぞ?」
樹がそう言うと、隼人は、慌てて自分の頭を見た。
「マジっすか?」
「ぷっ、気にしてる!!可愛いな、隼人は」
樹は隼人の頭をグシャグシャにする。
隼人は、少し冷静になって、樹に対するいつもの口調が戻ってきた。
やはり、何だかんだ言っても、樹には、頭が上がらない。
「樹さん、や、め、て、下さい!!!!」
「ごめん、ごめん、とにかく、柚、一夏さんの件、頼んでいい?俺は、スタッフと楠さんに、説明してくるから」
「了解で~す」
「じゃ、よろしく~!!!」
樹は、休憩室を後にした。
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