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huge dick
第3章 葉月──ハズキ──
水曜日────
カフェに着くと葉月は窓際の席に座っていた……
何をするわけでもなく、外を眺めて座っている。
この前、バーに来た時よりもカジュアルな服装だが大人の色気が残る清潔さは好みの感じだった……
「葉月さん…」
「あ……座って」
促され、葉月の前の席に座ると葉月の頼んだコーヒーが運ばれてきた……
「俺もコーヒーを」
店員に告げると、その店員は俺を見て頬を染める……
「イケメンは大変ね……ふふ」
口寂しくなった俺達はデザートを追加して頼み、2人でシェアする。
しばらくは他愛もない会話を楽しみ、
「葉月……って呼んでも?」
「……ええ、いいわ」
少し頬を赤らめる仕草に
「照れたの?葉月、可愛い……」
「ちょっと……オバサンをからかわないで」
「オバサン……?どこにいるんだよ……」
「もう……」
「葉月は、どうして俺の所に来た?」
「…………言わないと契約は破棄?」
「言わなくてもいいけど………聞けば攻め方が変わるよ」
とその手の甲を擦りながら言う。
ますます赤くなる葉月……
「その……子どもが出来てから旦那とはいわゆるセックスレスで…」
「こんな美味そうな身体を放っておくなんて贅沢な奴だな……」
「彼にとって私はもう女ではないのね……妻であり母親…」
寂しそうに目を伏せるとコーヒーを口に運ぶ。
「葉月は俺に何を望む?」
「今の生活に不満がある訳では無いの……子供だって可愛いわ」
「分かってるよ……葉月」
「ただ……女としての私もまだいるの…」
握りしめた拳をそっと包み込む……
「葉月は綺麗だよ…俺から見たら妻でもない、母親でもない、ただの女だ」
「……わたし……」
「葉月……もういいよ」
「えっ?」
「自分を責めるな…」
「でも……」
「俺のところに来たこと後悔してる?」
「してない…こうして誘ってもらえて嬉しいの……でも」
「その罪悪感ごと受け止めてやるよ……お前の丸ごと全部抱いてやる……」
顔をあげた葉月の目にはうっすら涙がたまり赤らめた頬は妖艶だ…
「今日だけは女になれ……葉月」
バーに来た時の強気な女の影は無かった……
ああでもしなければ、あの場に来れなかったのだろう……
「葉月……そろそろ場所を変えようか」
その言葉の意味するところを知っている葉月は一瞬戸惑うような仕草をするが……
強い眼差しを俺に向けるとこくりと頷く……
カフェに着くと葉月は窓際の席に座っていた……
何をするわけでもなく、外を眺めて座っている。
この前、バーに来た時よりもカジュアルな服装だが大人の色気が残る清潔さは好みの感じだった……
「葉月さん…」
「あ……座って」
促され、葉月の前の席に座ると葉月の頼んだコーヒーが運ばれてきた……
「俺もコーヒーを」
店員に告げると、その店員は俺を見て頬を染める……
「イケメンは大変ね……ふふ」
口寂しくなった俺達はデザートを追加して頼み、2人でシェアする。
しばらくは他愛もない会話を楽しみ、
「葉月……って呼んでも?」
「……ええ、いいわ」
少し頬を赤らめる仕草に
「照れたの?葉月、可愛い……」
「ちょっと……オバサンをからかわないで」
「オバサン……?どこにいるんだよ……」
「もう……」
「葉月は、どうして俺の所に来た?」
「…………言わないと契約は破棄?」
「言わなくてもいいけど………聞けば攻め方が変わるよ」
とその手の甲を擦りながら言う。
ますます赤くなる葉月……
「その……子どもが出来てから旦那とはいわゆるセックスレスで…」
「こんな美味そうな身体を放っておくなんて贅沢な奴だな……」
「彼にとって私はもう女ではないのね……妻であり母親…」
寂しそうに目を伏せるとコーヒーを口に運ぶ。
「葉月は俺に何を望む?」
「今の生活に不満がある訳では無いの……子供だって可愛いわ」
「分かってるよ……葉月」
「ただ……女としての私もまだいるの…」
握りしめた拳をそっと包み込む……
「葉月は綺麗だよ…俺から見たら妻でもない、母親でもない、ただの女だ」
「……わたし……」
「葉月……もういいよ」
「えっ?」
「自分を責めるな…」
「でも……」
「俺のところに来たこと後悔してる?」
「してない…こうして誘ってもらえて嬉しいの……でも」
「その罪悪感ごと受け止めてやるよ……お前の丸ごと全部抱いてやる……」
顔をあげた葉月の目にはうっすら涙がたまり赤らめた頬は妖艶だ…
「今日だけは女になれ……葉月」
バーに来た時の強気な女の影は無かった……
ああでもしなければ、あの場に来れなかったのだろう……
「葉月……そろそろ場所を変えようか」
その言葉の意味するところを知っている葉月は一瞬戸惑うような仕草をするが……
強い眼差しを俺に向けるとこくりと頷く……