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ぬるぬるマッサージどうでしょう
第3章 驚愕

 
 あっという間に3週間が過ぎた。

 相変わらず俺には一度も指名や延長は無かった。
さすがに、このままではまずいと思い始めた矢先、以前声を掛けてきた武藤から、仕事の終わり際に、

「これから一杯、どう?」

 今の治療院に変わって、ほとんど酒を飲んでない事に気付いた。それぐらい張り詰めて心に余裕が無かったのだろう。

「ええ。是非。いろいろ話しを聞きたかったんですよ」
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