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ぬるぬるマッサージどうでしょう
第3章 驚愕
2人が入ったのは完全個室のある、しゃれた居酒屋だった。
「何か密談でも出来そうな場所ですね」
「込み入った話をしたそうな顔だったからね」
軽く乾杯をした後、さっそく仕事の話に切り込んだ。
「恥を忍んで聞きますが、俺と武藤さん、他のスタッフとの決定的な技術の差があるんでしょうか?
武藤さんも知っていると思いますけど、入店して一ヶ月弱、指名どころか延長すら全く取れていないんですよ。
かなりの数の新患者を診ましたが、反応が今一つというか、
(えっ、これで終わり?)
みたいな感じなんですよ。
マッサージ自体は決して手を抜いたつもりはないんですけどね」
「やっぱり、そうか。まだ知らないんだね。
店のコンセプトを。
これは誰も教えてくれないし、院長も決して口に出しては言わないだろう。
まぁ、あえて言えば察してくれという事だ」
「えっ、どういう事ですか?
院長すら教えてくれない店のコンセプトって?」
「何か密談でも出来そうな場所ですね」
「込み入った話をしたそうな顔だったからね」
軽く乾杯をした後、さっそく仕事の話に切り込んだ。
「恥を忍んで聞きますが、俺と武藤さん、他のスタッフとの決定的な技術の差があるんでしょうか?
武藤さんも知っていると思いますけど、入店して一ヶ月弱、指名どころか延長すら全く取れていないんですよ。
かなりの数の新患者を診ましたが、反応が今一つというか、
(えっ、これで終わり?)
みたいな感じなんですよ。
マッサージ自体は決して手を抜いたつもりはないんですけどね」
「やっぱり、そうか。まだ知らないんだね。
店のコンセプトを。
これは誰も教えてくれないし、院長も決して口に出しては言わないだろう。
まぁ、あえて言えば察してくれという事だ」
「えっ、どういう事ですか?
院長すら教えてくれない店のコンセプトって?」