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第8章 リベンジ

　女は同時に俺がイッてくれたと、いたく感激し、来院するたびに、そこまでのサービスを求めた。

　キャバクラからヘルスにレベルチェンジしたようなものだが、常連の太い客にはギリギリの選択かなと思う。
武藤に言えば、決していい顔はしないだろうが、武藤のような話術を、まだ身に付けていないのだから、已むを得まい。
とはいえ、常連客に対してのシックスナイン同時イキ戦術は結構、好評でＳＥＸ本番ＮＧの俺にとっては、かなり有効な武器となった。
男も射精し果てている事に、女もある程度のプライドが満たされるのであろう。
だが、フェラとはいえ射精するのだから体力的な消耗はかなりある。
やはり乱発は出来ない。
太い客の最後の引きとめ策として、温存しなければいけない。
いわば最後の必殺技だ。
とにかく、今持っている技術で無理をせず、将来的な視野を忘れずにスキルアップしていくしかない。