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ぬるぬるマッサージどうでしょう
第8章 リベンジ
 店は無用なトラブルを避ける為、客の待合室に仕切りまで付け、スタッフからは誰が誰を指名したのか分らないようにしている。
だが、いずれは自分の客が別のスタッフに奪われたと分る時がくる。
その時に文句を言う事は出来ないのだ。
自分の未熟さを恥じるしかない。

 店にとって客が誰を指名しようと関係無い。
変わらず店に来てくれさえすればいいのだから。
俺は見せてもらった事は無いが、客の要望でスタッフのプロフィール写真を受付に用意しているらしい。
確か入社の時、白衣姿で写真を撮った記憶がある。
そうなると初来院で指名を入れたい客は、その写真を見て、なるべくイケ面で若いスタッフを選ぶだろう。
つまり、俺のようなイケ面でもなく、若くも無いスタッフは、指名料金を惜しむ客や、純粋にマッサージだけを希望する、細い客の割合が多くなる。
性的マッサージを8割の客が希望する、あの店のトレンドの中で相当に不利な状況にある。だからこそ、武藤が言ったように若い奴や、イケ面の奴らと同じ事をしても駄目だと。自分の状況と特性を理解して、独自の戦法を考えなければいけないという事だ。
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