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ぬるぬるマッサージどうでしょう
第9章 再会
しかし、いったい、どういうつもりなのだろう。
前回、普通の本格マッサージを受けておいて、又、俺を指名するという事は、同じマッサージを希望しているという事なのか?
ならば今日の、この挑発的な下着姿はどういう意味だ?
馴染みの常連客がたまに、こんな下着を着けてやる気満々で来る事はあるが、初指名で、しかもオイルすらやった事の無い客が、いきなり下着姿でマッサージを受けるなんてありえない。
おれは雅美の真意を掴みそこねていた。
もう雅美はベッドに横たわっている。とにかくやるしかない。
もしかしたら、本当に俺の本格マッサージを、一番治療効果の出やすい下着姿で受けたかっただけなのだろうか?
それにしては、あまりにもセクシー過ぎる下着だが。
いろいろ考え過ぎて臆病になっていた俺のマッサージは前回とほとんど変わる事はなかった。
通常なら、これでいいはずだ。
迂闊なサインは雅美の格好が格好なだけに、一発セクハラとなりかねない。
とにかく、最高の女の半裸状態を前にして俺は首根っこ掴まれた猫のようだった。