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社長息子は受付嬢を愛慕う(仮)
第10章 墨の華~過ぎし日の回想録
「ハァハァ……筆……が……ンンー!」
「感じているようだね」
「ダ……メ……こんな……ァァッ……堪えられ……ないの……」
「まだこれからだよ。
華の隅々まで薄墨を浸けなくては意味がないからね」
「ヒアッ! ア" ア" ア" 」
花弁から上へ、次は快楽に硬くなった花芽に筆を這わすと、奏多は着物を握り締め次々と襲う快楽に堪えている。苦しげに、でも快楽に浸る奏多はなんて美しいのだろうか。
花芽責めをすれば、快感が尋常ではないことは僕でも理解は出来ること。その証に奏多の蜜口からは薄墨ではない、透明で粘りのある液体が絶え間なく流れ続けているのだから。
「聖……さんっ……辛いっっ!!」
「イキっ放しだね奏多、そんなに花芽が感じる?」
「お願いっもう! やぁん、またイクッッ! アッ……ア"アァァーー!!」
「あぁ……こんなに何度もイッてしまうなんて……。
責めれば責めるほど、奏多は綺麗になっていく」
「ハァ……ハァ……ハァ……」
花芽からは筆を離したが、僕がやりたいことにはまだ足りない。花弁の奥、膣前庭と、まんべんなく墨を塗り、漸く筆を置いた頃には、奏多はもう力なく荒く呼吸を繰り返している状態。
その間に僕は最後の準備をする。普通より大きい半紙を畳に広げ、奏多の着物だけを脱がせ長襦袢一枚にしてしまう。
「さあ、おいで……」
「……あ」
力ない奏多を持ち上げ、下ろしたのは半紙の上。秘裂を押し付けるような形になるように、細心の注意を払い、少々邪魔な長襦袢は僕が持っている。