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社長息子は受付嬢を愛慕う(仮)
第4章 波瀾万丈の飲み会

朝陽に声をかけられて顔を上げれば、その後ろに三科さんが居るのよ!

「夏目さん、金森さん、ゴメン避難させて?」

すまないと、少しだけ渋い顔の三科さん。
『毎回こうだと、俺だって逃げたくなる』という言い訳が飛び出し……うんん、これが本音かな?
あまり縁の無い私でも、この言い分はアリだと思ってしまうよ。あれは逃げたくもなるわ。

「……いつも二人一緒だね」
「え、そうですか?」

言われるくらい、私は朝陽と一緒なの?
でも朝陽は……。

「三科さん流石分かってくれるぅー!
私と奏多でペアなんだもーん。奏多はあげないよ?」
「朝陽、それは誤解を受けるから……」

ちょっと朝陽、なんてことを言ってるのよ!
これじゃ、私と朝陽の間に変なことがあるみたいじゃない!!
幾ら男性に抵抗感があっても、私は断じて百合趣味は無ーーいっ!!

「あ、いや、普通の友達って意味だよね。
男でも、いつも一緒の奴も居るし、俺的にはアリだとは思う。
愛情より友情ってやつ」
「三科さん、わかるぅー」

な、なんだか意気投合してますが……。
二人でグラスを持って、乾杯しながらグビグヒと飲んじゃってるし。もう少し周りの目を気にして欲しいと思うのは私だけ?

「だ、だからね朝陽……」
「んー! たのしー!!」

あぁ、私の話なんて聞いてないよ。
周り……営業の女性社員の目が冷たいのに気づかない!?
……朝陽だから、気づいてくれないのよね。こういうところは豪胆なんだから。

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