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社長息子は受付嬢を愛慕う(仮)
第13章 付き合ってみる?
「……ぁ……ぁ……」
「なぁ……浴衣より花魁衣装なんてどうだ? 首筋から肩、胸元まで開いているんだ、奏多はそのほうが綺麗だと思うぞ?」
「そんな……やらしいの……ぁぁ……」
耳から首筋に唇を落とし、舌先でツーと舐めると、軽い喘ぎ声混じりの返事が返ってくる。本気で花魁衣装を着せてみたい俺の心。ただでさえ露出が多いところに、俺が更に乱せば、奏多のことだ妖艶に花咲のでは? そんなヤバい妄想まで出てきやがるんだよ。
見える胸元の痣を無視し、俺はグイッと浴衣の合わせを掴み左右に開く。そうすれば急に飛び出す奏多の形よいむき出しの胸、下着を身につけていない? これには俺でさえ驚いた。……違うな、聖だったらやりそうだ。
だが、これを利用しない手などない。腰紐で引っかかった浴衣と、その分強調されている両胸。後ろから持ち上げるように優しく揉めば、奏多は感じ乱れることを俺は知っている。
「前にも思ったが手触りがいい。ほどよい重みと形、滑らかな肌、こうしているだけでも興奮するだろ奏多?」
「やぁんっ! 巽さんの触りかたが……ァァ……」
「気持ちいいんだろ?
奏多の乳首は嘘を吐けない、快感を得ればすぐに硬く尖るからな」
「それは……んんっ!」
反論しようと、俺のほうを向いた奏多に素早くキスで言葉を塞ぎ、胸を揉みながら濃厚なキスを仕掛ける。唇も、舌も、歯列も、唾液すらも、奏多の口内全てを堪能したいんだ。
互いの舌が絡まり合い、唾液すら混じり合う水音が部屋中に響いても、俺はキスを止めない。