この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
社長息子は受付嬢を愛慕う(仮)
第15章 社長息子と社長息子のバトル?

今の彼女に巽の居場所を知られるのは不味いと思うけど、立地から考えれば巽が住むマンションが好条件。
会社から徒歩五分、セキュリティは高レベル、周辺は街に隣接し買い物等はすぐに出来る。流石に買い物はさせる気はないけれど。

「それだったら聖のマンションだってあるだろ」
「僕のマンションは収入に応じてだから、奏多が住むには合わないよ」
「無駄に高級マンションだからだ」
「社に近く必要だっただけの話。他意はないのだけれどね」
「となると、候補は後二つ。少し会社から遠くなるな、それでも電車で一駅……許容範囲か」

残りは車だと十分ほどの中級マンション、セキュリティ関係は問題ないし、ワンルームタイプもある。ただし駅から駅までの導線、その間に三科が彼女に接触する可能性を秘めている。そこは僕と巽でカバーするつもり。

「今の彼女の家の間取りからして、ワンルームタイプが一番いいとは思う。でも帰りはともかく、朝の出勤は彼女一人になってしまうね」
「……そりゃ『あれ』を同行させろって意味か?」
「察しがいいね巽、それがベストと僕は思うけど?」
「……やれやれ」

『あれ』を使うのは、僕でも躊躇いはある。だけど疑われず彼女に張り付けるのは『あれ』しか居ないのもまた確か。だから巽に言った、『あれ』を使うと。

「仕方ないか、妥協する。
今は待っている奏多だろ? そろそろ出ないと帰りは夜だ、特に俺がな」
「おや? 今日も泊まらないのかい」
「無理な理由を知っているくせに……たくっ」

/437ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ