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社長息子は受付嬢を愛慕う(仮)
第15章 社長息子と社長息子のバトル?

◇◇◇
漸く家まで連れて来て貰ったけれど、巽さんから『襲った奴が近くに居るかも知れんから、十分に気をつけろ』って言われた。
始めに、聖さんにも同じことを言われたのを思い出す。三科さんって、そこまでしつこいの?

「家、何日振りだろう」

鍵を開けて家の中に入れば、数日前となに一つ変わらない部屋の中。
これが普通だったのに……数日で私の周りは激変してしまった。

「と、とりあえず必要最小限だったよね」

持って行きたい物は沢山。だって私が一つ一つ集めた物だから。だけどそんなには持てないし、服や日用品は二人が用意すると言っていたから、私は数日ホテルに泊まる分の服と後は……。

「これ。どうしても必要なの」

会社に入社し、受付を任されてから、私は密かに勉強を始めた。これはノートと参考書と問題集。私が努力した全て。これだけは手放せない、だって試験まであと少しだから。

家にある一番大きいバックを引っ張りだし、本当に必要な物だけ入れてゆく。
他人は大した物でなくても、私には大切な物たち。お気に入りの化粧品や、仕事でいつも使っている香水。手持ちのいい筆記用具やマグカップ。少しだけの宝飾品。どれも私がこの家に住んでから集めた物。

「あ、充電器」

いきなりのことだったから、スマホの充電は昨日辺りから切れたまま。あまり連絡は来るほうじゃないけれど、もしかしたら朝陽からは連絡が入っているかも知れない。

慌てて充電を繋いで、スマホを立ち上げて見たよ。
連絡入っているかな?

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