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社長息子は受付嬢を愛慕う(仮)
第21章 私が好きなのは
少し腰を落としただけで、蜜口が大きく開き、一番太い部分が挿って来た。もう痛みとかはないけれど、急に膣が広がる感覚って、なぜこんなにも私の欲情を煽るのだろう?
慎重に腰を沈める私。先が膣内でも狭い恥骨に当たる、この場所を通り越せば後は楽だと私は知った。もっと落とせば、ゴリッという感覚と共に、巽さんのモノが恥骨を通り過ぎる。
「ア……ンンッ……」
「いいぞ。半分ほど挿ったな」
「また半分なの?」
「聖ほどではないが、俺もソコソコにデカいんだよ。いいか奏多、無理して全てを挿入しようと思うな。深すぎると子宮を傷つけてしまう恐れがあるんだ」
「あまり感じなかったけど……」
「そりゃ手加減くらいするだろ。好きな女を傷つける趣味はないぞ俺は」
「……巽さん」
「とにかく、首にしがみついてから、残りを挿れたほうがいい」
巽さんの首に腕を回し、中途半端だった挿入を再開。私の中が巽さんのモノでいっぱいになる幸せ。巽さんが好きだと気づいてしまったから……私の体は、挿入だけでも凄く感じているの。
私の全てを奪って。
中を巽さんのモノで満たして。
巽さんの全てを受け入れらせて。
一緒に……一緒に感じさせて。
巽さんの想いに応えさせて。
一度にやって来る様々な感情、これが誰かを好きになることなの? 押し寄せた感情は私には心地いいもので、目の前の巽さんにドキドキしてる。
欲しくて、繋がりたくて、快楽を共にしたくて。
私が初めて男性に持った感情、それが巽さんでよかった。……凄く幸せを感じているもの。