この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
社長息子は受付嬢を愛慕う(仮)
第22章 どちらを選ぶ?

奏多はコーヒーを淹れにキッチンへと行っちまった。思った以上に動く奏多を横目で見ながら、俺は昨日テーブルの上に置いた変声機を手に取ってみた。

(ヤバいな、あんな使い方をしたせいで壊れてやがる)

小型というか、シート形の変声機。色々と探し、一番目立たず尚且つ高性能と選んだのがこれ。分からないほど声を変えてはくれるが、縛って力を加えたり落としたりするのには対応していない。

(仕方がなかったとはいえ、これが壊れるのは痛いな)

ネットで再発注は可能だが、商品が来るまで暫くかかる。こだわりのオーダーメイド品だからな、発注してから作るんだ遅くもなるんだよ。
やるかどうかは分からんが、暫く朝陽は出来ない。怪我という事実があるので、暫く休んでも文句は出ないと俺は踏んでいる。

(早いところ再発注しておくか)

この時間だと、発注すればすぐに取りかかってくれるだろう。痛む左腕を押さえて、俺は別部屋にあるパソコンへと向かいに歩く。

「どうしたの?」
「多少の野暮用。パソコンが向こうの部屋なんだよ」
「そっちにコーヒーを持って行っていいの?」
「見られて困るもんじゃない」
「そう……」

寝室とリビングを向かい合わせにした場所に、後数部屋あるんだ。仕事用となにも使っていない部屋だが、俺は仕事用の部屋へと入る。

(とにかく、仕事関係だけはダウンさせておくか)

聖の手伝いとは言っているが、中には不味いものも存在。繋ぎっ放しの回線を切り、普通のネット画面に切り替えた。そこから目的のサイトにアクセス……あぁ、まだ受注はしている、それに少しだけ安心しながら、再発注の項目を探してゆく。

/437ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ