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社長息子は受付嬢を愛慕う(仮)
第25章 社長の前での決断

「どうしてそんなところは無自覚なんだ? 人が振り返るほどには美人だと自覚しろ。これだから目が離せん」
「……と言われても、モテた経験もない私なんだから仕方がないでしょう?」
「……俺と聖……」
「…………自覚します」

実感は殆どないけど、どうやら私は美人の部類に入るらしい。自覚と言われても、なにを自覚すればいいのか分かりません! ……と言いたいのを、店の中だから我慢してる私。

「ではメイクルームへどうぞ」
「はい」

助けの神とでも言うの? タイミングよく店員さんが声をかけてくれたお陰で、巽さんの攻撃から逃げることが出来たみたい。

メイクは私がやるのと全然違う。目の強調は強く、ファンデーションは薄く、口紅は普段私が使う物より鮮やか、細部にまでこだわった色使い。……凄い、これがプロの化粧。

(私じゃないみたい)

鏡に映るのは誰?
髪もクセをつけて華やかになって、鏡の向こうに別人がいる不思議感覚。目鼻立ちがハッキリした美人がそこに居るんだもの。

「……だから言っただろう美人だと。普段のナチュラルメイクも悪くないが、今日のが一番いい」
「そうね、自分でも思うわ」
「最後に……これだ」

座る私に巽さんが近づき、私の耳にイヤリングを付けてくれた。シルバーの台にキラキラ光る石が一つ。だけどこの輝き……。

「これ……ダイヤモンド」
「あぁ。一際綺麗に見えるからな。このくらいの大きさのダイヤが最適なんだ」
「光の反射で綺麗だけど……」

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