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社長息子は受付嬢を愛慕う(仮)
第26章 もう過ちじゃない
心は躍るが、今はまだ我慢。先ほど玄関で堪らず奏多を抱き、自身をヌいたことも影響はしている。ギリギリでも理性を保てるほどには、性欲のほうが落ち着いているんだよ。
「ぁっ……くすぐったいよ巽さん」
「普通に洗っているだけなんだがな」
「だけど……洗って貰うものでもないし、こんなことされたこともないし……」
「マッサージとか行ったことはないのか? ありゃ、こんな感じに近いぞ?」
「そんなのないですっ!」
まあ……20歳でマッサージはないか。俺の場合別のマッサージなんだが、これは言わないほうがいいんだろう。間違いなく奏多に白い目で見られるな。
足先までたどり着いた後、奏多を前に向かせ、逆をたどり洗いにかかる。足から内腿、今度は腰やお腹回り、そして……胸へ。俺にすれば期待感、奏多は……なんだろうな。
「ふぁっ……やっぱり自分でするからぁ……」
「今更だ。胸は汗が掻きやすいから、入念にだよな?」
「いゃん、揉まないで」
「だから、洗っているだけだ」
と、言いながらも、胸を下から持ち上げ、円を描くように揉みしだいている俺。奏多は大きさは普通だが、張り形よい胸なんだ、これを揉まないという選択肢は、俺の中にはない。空いている手に直接ボディソープを付け、両胸をまんべんなく揉み込む。だがまだ乳首には触れん、あえて乳首だけを避けて、乳房だけを弄んでいるだけ。
「ん……はぁぁ……」
「どうした奏多?」
「巽さんの……意地悪」
「何度も言うが、俺は洗っているだけだって」
「こんな……ぁん」