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第26章 もう過ちじゃない

もっと見せるように乳房を持ち上げ、俺の舌で揺れる乳房を強調してやる。真っ赤になっているが、俺のやることをチラ見しているのには気づいているんだぞ？

「乳首の赤みが増したのは、湯のせいか？　それとも快感に染まったせいか？」
「その質問意地悪……アアッ！」
「意地悪じゃなく素直に言えよ奏多」

言わないとこうするぞと教えるように、硬く敏感になった乳首を甘噛み。ビクッと体を跳ねらかすのが、また堪らないときた。

「こっちもして欲しいのか？」
「た、巽さんが責めるから……。私の胸、巽さんのものになっちゃって、凄く感じてる」
「よく言えたな、ご褒美だ」
「ッッ！　アッッ！」

もう片方の乳首も甘噛み。まぁ、初めからどちらもやるつもりだったが、それにしてもまた感度が上がったんじゃないか？

「アッ……噛んじゃいゃんっ！」
「噛むと摘まむ、どっちがいいんだ？」
「つ……摘まむほう……」
「なるほど。湯船じゃやりにくいな」
「？？」

少しの考えと共に、俺は湯船から出て奏多を誘う。もう躊躇わずに俺の手を取る奏多が愛しく、想いの分責めたくなるのは仕方ないだろう？
もう一度奏多を壁を背にして立たせ。俺は考えたことを実行に移す。俺のほうが膝立ちになり、両腕を上げて乳首を摘まみ転がしながら、目の前にある旨そうな秘裂に唇を這わす。

「ヤァッ！　そんなことされたら……ンンッ！」
「もう少し脚を開けよ奏多。……そうだ、感じて蜜口からトロトロに流れてる」
「ンッアァン。だめぇ、舐めちゃだめぇぇ」
「舐めてと流しているんだろう？」