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社長息子は受付嬢を愛慕う(仮)
第26章 もう過ちじゃない

内腿にまで流れた蜜を、ツーっと舌で下から上に舐めとれば、奏多の体がブルッと震えあがる。ここまで落ちれば、自分でも分かっているはずだ。
脚を開いてくれたお陰で、唇だけでも秘裂を責めやすくなっているのがありがたい。内腿から舌を離し、唇を使って潤む花びらを左右に広げれば、またトロッと蜜が流れ落ちる。再び蜜をすくい取り、原因である蜜口に舌を押し入れれば……。

「ハァンッ! 中に、中に巽さんの舌がぁ!」
「ンッ……ジュルッ……」
「アッ、アッ、小刻みに動くのが分かるのぉ……」

そりゃこれだけ締めれば、俺の舌が蜜口の浅い場所で出入りしているのが分かるだろ? ジュルジュルと蜜を舐めとりながらも、膣道を刺激するように動かしている俺の舌。その舌まで締め付けるんだよ奏多は。

「ンッ、ハァ、感じちゃう」
(もう少しキツい責めのほうがいいか?)

腰をくねらせ快感に身を浸してはいるけど、言葉が出るということは、まだ刺激が足りないんだろう。先ほどの今だ、あまり大きな刺激は不味いかと思っていたが、いつの間にか快楽に対する抵抗力が奏多に出来つつある。
悪いことじゃない、一度セックスしただけで気を失っていた奏多だったのが、少しだけ耐えることに慣れただけだ。俺としては嬉しい限りだなこれは。

(これくらいは大丈夫だと思う)

蜜口から舌を引き抜き、そのまま上へ。今日はまだ指で軽く責めただけの花芽にキツく吸い付いてみる。

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