この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
社長息子は受付嬢を愛慕う(仮)
第27章 エピローグ

(あ、駅……)

今は駅前広場を歩いて通過するだけになってしまった、会社の最寄り駅。ここで朝陽が待っていたのが、凄く前に感じてしまう。全く知らなかった私は、朝陽との通勤が楽しくて……って、えっ!?

「おっはよー奏多!」
「………はぁ!?」

その最寄り駅から、から、私に近寄って来たのは……朝陽ぃぃー!?!?

「なに驚いてるのよ?」
「だ、だだだだって、今更朝陽をやる必要なんて……」
「気が向いたらやると言ったわよ私。奏多が寂しそうだから、もう少しだけ受付で付き合ってあげるわ」
「へ? えぇぇぇぇーー!?」

少し前にマンションから出る時は普通だった……そうじゃなく、巽さんだったという意味。でも今は完全に朝陽の姿……いつの間に?

「どうしてそんなに早業で替われるの? それに仕事は?」
「んー、あらかた片付けちゃった。後、早業って……これでも自己暗示くらいは必要なんだからね! 奏多が行ってからソッコーで着替えて、車で先回りしただけだわ」
「……はぁ……」

もうなにがなんだか、私も分からなくなりそう。巽さ……うんん、突然の朝陽の出現。会社の仕事も忙しくなり、私はもう巽さんは朝陽をやらないと思っていたの。だって理由がないでしょう? 巽さんとして会社に来ているんだから、朝陽は必要のない存在……そう思っていたのに。

「言ったわよね、奏多にはまだ私が必要だって。だから必死に仕事をこなしたのに、奏多ったら塩対応」
「ち、ちょっと待って、どうしても同じ人とは思えないよ!」
「それ、失礼だわ奏多?」

/437ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ