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社長息子は受付嬢を愛慕う(仮)
第8章 営業マンは受付嬢が好み

テーブルにビールとチェリーブラッサムが差し出され、私と三科さんはグラスを手に持ち『乾杯』と傾け合う。その後にコンスタントに出される料理も、思っていた以上に女性を意識した盛りつけで、私とすれば食べやすい感じ。

「三科さんは、いつもこんな場所で飲んでいるんですか?」
「まさか。普段は居酒屋が多いよ。今日は夏目さんを誘ったから、俺なりに頑張ったつもりなんだけど」
「確かに女性が入りやすい店ですね」
「そう思ってくれたら嬉しいよ俺はね」

この間より普通な感じの三科さん。あの時は余程困っていたのかな?

「夏目さんの普段は?
どんな店に行く?」
「私は……一人では飲まないので、行くこともありません」
「勿体ないと思わない?」
「どうして?」
「夏目さんくらいの美人が飲みに出ないなんて、俺は勿体ないと思う。もう少し出たほうがいいよ」
「美人? 私が?」

予想もしていない言葉に面喰らう、こう言ったほうがいいの? 正面きって美人だなんて初めて言われた。
朝陽だったら分かるよ。誰もが認める迫力美人だから。でも私は……自分でノーマルだと思ってる。こんな顔の女性なんて沢山居るもの。

「あれ? 自覚ないんだ。
エントランスの受付は美人でなければ選ばれない、なんといっても会社の顔だからね。夏目さんは十分にその資格があったというわけ」
「はぁ……。
そう言われても、少し困ります。自他共に認める普通人種と思っていましたので」
「硬いなぁ、敬語は無しにしようよ夏目さん?」

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