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喪服奴隷・七菜
第2章 凌辱の葬儀
葬儀も夜更けに入ると三々五々人が散りはじめ
最後は省吾、七菜、香織の3人だけになった。
若干酔いが回った省吾は、祭壇の前に座り込んだまま香織に声をかけた。
「香織さん。ずいぶん遅くまで手伝ってくれてありがとう。
もう大丈夫だからホテルに戻ってください」
『だったらおねぇちゃんも一緒に帰ろ。昨日もほとんど寝てないんだし、疲れたよね』
香織は七菜に声をかける。
隆は本家から徒歩5分ほどのマンションを購入して
そこで新婚生活をスタートさせたのだった。

七菜がうなずこうとすると、省吾が割って中に入ってきた。
「俺も、七菜さんは疲れているだろうから
はやいとこ解放させてやりたいんだが
なんせこの2日間、自分の仕事をほったらかしにしてあるから
明日は会社に出なきゃならん。
今後のこともあるから、いまのうちに少しだけ話をしておきたいんだ」
『初七日が終わってからじゃダメなんですか』
七菜は省吾の目をまっすぐに見つめて話す。
「そうしてあげたいのはやまやまなんだが、隆がいなくなったいま
スーパーは主を失って迷走状態なんだ。
引き受けてくれるかどうかは別にして、隆の想いは誰かが継がなきゃならん。
七菜さんだって、隆がどれだけがんばってきたか知っているだろう。
どれだけあのスーパーを愛してきたか。
七菜さんは、その隆の生き様を否定するのかね。」
そこまで言われてしまえば返す言葉は見つからない。

『香織ちゃん。わるいけど先に帰って。今日はありがとう。
明日は何も予定はないからゆっくり休んでね』
七菜はちょっとふてくされ気味の香織を玄関まで送っていくと
広間に戻ってきた。
省吾は祭壇にむかって両手を合わせると座布団を譲って手招きする。
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